第3回「私のふるさとの珍味自慢大募集」に597名もの多数のご応募ありがとうございました。
当選された優秀作品10点の発表をさせていただきます。

--------------- 当選者(アイウエオ順) ---------------
「私のふるさとのご自慢の珍味」をご紹介下さい。
 石田洋二 様
 愛媛県
出身の滋賀・湖西地方の「鮒寿司」。この味こそ、この地の文化遺産とも言うべき珍味中の珍味、原料となる「ニゴロブナ」も今は外来魚の「ブラックバス」等に棲息を脅かされ、漁獲量も減少の一途をたどっており、2〜3年漬け込んだ(醗酵させた)25cm程度のものが一万円程の極貴重品になってしまったが地元で育った小生には垂涎の珍味で、よく熟成したものは「ブルーチーズ」に匹敵し欧米人にも受け入れられると醗酵の大家<小泉武夫>が述べている通り。しかし土産に貰った初めての人は「腐っている」と捨てたとも、この味を好む小生も「くさやの干物」はまったく受け付けられない、これが育った環境というものでしょうか、それにしても、あの黄金色の卵の詰まった薄切りを吟醸酒で味わいたい。

 大西美由紀 様
 兵庫県
私の出身は香川県です。香川県は讃岐うどんが今大ブームとなっていますが、実は他にも香川の人には慣れ親しんだ珍味があります。それは醤油豆です。名前だけ見ると塩っ辛いイメージがあるかもしれませんが、醤油とお砂糖で長時間ソラマメを煮込んだ、甘辛くてとってもおいしい郷土品です。香川の人は小さいころから食べていて、お弁当のすみっこにちょこっと入ってたものでした。結婚して神戸に住んでいますが、なかなか醤油豆をこちらで探すことはできません。あのやわらかくてなんとも言えない甘辛さをみなさんも一度食べると忘れられなくなるでしょう。

 島岡 美香子 様
 北海道
私の実家は日本海に面している北海道の石狩ですが、どこにでもある珍味ですが、どこ探しても一つかない味。父の作るオリジナル『鮭とば』です。ただ、売っているのと同じように細かく縦に切り込みを入れて、塩水に8時間漬けて干す。鮭のシーズンが過ぎた、ほっちゃれを大量に購入し(安いからです)、雪のつもり始めた頃に干す鮭とばが、油がのって市販されているのよりも一番美味しいんです。ちょうど良い塩加減、たとえ真夜中であろうと猛吹雪であろうと、きっちり8時間漬けて干す父のこだわり。そこら辺には売っていない味。とにかく美味しいです。私のふるさとの自慢の珍味でもあり、ふるさとの味です。

 島貫邦博 様
 茨城県
福島県会津地方「にしんの山椒漬」みがきにしんを戻し、醤油たれと山椒に漬け込んだものです。山椒の辛さと風味が酒を誘います。私のアイディアとして、これを「鮭のトバ」のような処理をすれば良いと考えますが、いかがでしょうか?

 白倉 恭子 様
 神奈川県
山形県の珍味です。あけびの皮を食べます。アケビの皮に実があったところにゆず味噌をつめ、じっくり火を通して焼きます。ほろ苦くて日本酒にはぴったりです。このあけび、早春には新芽も食べます。くるみあえなどおいしいですよ。

 名村佳寿巳 様
 宮崎県
これはもう「ミナみそ」でしょう!ふるさと自慢といっても食堂にも店頭にも並ぶことは無い、各家庭(ただし海沿い)で受け継がれてきた味です。ミナ(地域によってはニナ)、という直径1〜2センチの小型の巻貝を鍋一杯に茹でて身だけ取り出し、すりゴマに砂糖、味噌を混ぜた中に入れて、軽く混ぜます。ぷりっとした食感と甘味、すりゴマの風味が絶妙でご飯がいけるいける!大量の身を取り出す作業が細やかで大変な分、わくわくしながらミナむきをしたものです。現在ミナ貝の生息地も減少してきて、自然保護の観点からも大切にしなければならない海の恵み、ふるさとの味なのです。

 西田 寛 様
 東京都
私のふるさとは海の幸、氷見漁港で有名な富山県です。現在は東京在住ですが、居酒屋さんに行って思うことはやはり千魚類の味が落ちることです。先日のGWに実家に帰ったとき、友人も同行して食べたのが「ほたるいか」でした。もちろん東京でだって、「ほたるいかの沖漬け」はいたるところで食べることが出来ます。しかし、「ほたるいかのお刺身」、「ほたるいかの石焼」、「ほたるいかの酢の物」は体験したことがある方はは少ないのではないでしょうか?ほたるいかは他のイカと異なり保存が効かず、輸送の段階でダメになってしまうため、沖漬けの味がほたるいかの味だと思っている人が大部分でしょう。富山にいらしたら、ぜひ生の「ほたるいか」を体験して欲しいものです。富山県内でしたら、いろんなところで用意してあると思います。お勧めのお店は富山市内の「ごんべい舎」というお店です。五万石という居酒屋のチェーン店ですが、どの料理も美味しくいただけますほっぺたが落っこちるとはまさにこのことか!!と唸ること間違いなしです。

 堀 弥生 様
 京都府
三重県の紀伊長島町という小さな漁師町で育ちました。自慢の珍味、それは「マンボウ」です。町を離れ「えっ?!食べられるの?」と言われることもしばしばですが、白身のプリッとした食感は、他の食べ物では味わえません。特に、味噌炒めがサイコーです。生姜、味噌、砂糖、酒、マンボウの身、そして、極め付けにマンボウの肝を隠し味に入れ炒めます。

 山口常子 様
 長野県
わがふるさと信州が誇る自慢の珍味といえば、ゲテモノともいえる変わった逸品があります。蜂の子・いなご・さなぎ・ざざ虫・・・聞いているだけでも鳥肌が立っちゃいそうですが、栄養たっぷり!健康いっぱい!自然から誕生する豊かな恵みであり、昔は貴重な糧でもありました。丁寧に大切に仕上げられた味わい深い美味しさ、甘露煮にしていただきます。以前は我が家でもご近所の奥様たちと一緒に、秋になると田圃でいなごを捕まえて、手作りの佃煮を堪能しました。懐かしいおふくろの味でもあります。全国各地の皆様にも、信州ならではの珍味を楽しく美味しく味わっていただきたいと願っております。

 横尾正 様
 埼玉県
故郷・山形の珍味「からかい」。一口大に切ったエイの干物を甘辛く煮たものです。この「からかい」という奇妙な名前には山形の貧しい農民の涙の物語があります。江戸時代、山形の米貿易を牛耳っていた近江商人は、帰り船でいろいろな物資を積んできました。その一つが「からかい」でした。当時はエイの干物など関西地域では肥料です。彼らはそれを刻んで「中国(唐)の貝」(つまり「からかい」)だといって法外な値段で売りつけたのです。それで、それは山形では高級な行事食として定着しました。おいしい食べ物なので、今は山形県人もそんなうらみつらみは忘れて、食べまくっています。


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